プロが使用しているアドビのフォトショップやイラストレータの使いたい機能を抜粋して一つにしたのがAffinity Designerです。
しかも、買い切りで6000円と求めやすい価格設定にとても興味が持てたのでどんなものか検証したいと思います。
Contents
Affinity Designerとは
Serif Ltd社が販売するMac/Windowに対応したベクターデザイン用ソフト。アドビのイラストレータに変わるものとして注目されています。
このソフトの最大の特徴は、イラストレータのようなベクターデザインができること。
それにベクターによる文字や図形デザインをしながら、ピクセル画像編集に切り替えながら使えるんです。
ベクターと画像の関係性
ベクター
文字や図形は線の情報で作られています。拡大による画像の劣化がないのが特徴で、アドビのイラストレータがベクターデザインを扱える代表的なソフトです。
ピクセル画像
ピクセル単位の点で作られた画像。拡大すると画像はブツブツになる特徴があって、その質の高さを解像度で表します。
写真として扱う文字や図形もピクセル画像です。フォトショップは、主にピクセル画像を編集するための代表的なソフトです。
ラスタライズ
デザインの最終工程で、一枚ものの画像として完成させるための作業です。
ベクターでデザインされたものを画像化、レイヤーを用いた複数の画像は一つにまとめるなどをラスタライズまたは書き出しといいます。
アドビ社
商業デザインやWebデザインを扱うプロが使っている必須アイテムであるイラストレータやフォトショップを開発したメーカー。
その歴史はとても長くデザイン系ソフトのパイオニア的存在です。それらのソフトを使って制作されたデザインは見かけないことはないくらいよく使われてます。
デザインの幅が広いだけあってその機能は多彩なのですが、その分高価なソフトになります。
Affinity Designerのメリット
操作感はまるでイラストレータ。複雑な機能がない分、とても入りやすい感じが初心者にはとても優しい。
ブログの画像に文字をちょっと工夫して入れる程度のデザインならもってこいです。
それにピクセルモードに変更することで、フィルターを各部位に使うことができる。画像に重ねた文字をぼかしたり、立体にするなどそのバリエーションも豊富です。
- イラストレータとフォトショップの機能
- イラストレータの入門的存在
- ペルソナ機能の搭載
- スムーズなフォント処理
- 画像の切り抜きができる
- 類似製品が他にない
- 動作が軽い
最大の特徴ペルソナ機能

ベクターモード、ピクセルモード、ラスタライズモードに簡単に切り替えられる。ラスタライズモードでは、フォトショップの形式のPSDファイルも読み書き可能にしている。
Affinity Designerのデメリット
- グリッドのカスタマイズができない
- 基本操作をしっかりと理解する必要がある
どのような人に向くのか
- Webデザイナー入門者向け
- 月額2180円に対し買い切り6000円
今後、イラストータを使えるようになりたいと思っている初心者には、ちょうどいい機能と価格設定だと思います。
イラスレータにステップアップするための入門ツールとして使うには十分使える意味のあるソフトです。
その性能の使い切る方が難しいこの製品。アドビがほしいけど高くて手が出せない、そんな一般ユーザーのために開発されたとしか思えないです。
お試し期間が10日あるので是非ダウンロードしてみて下さい。
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